たびパパ 趣味の飛行機ページ 1/32 ダイキャストモデル


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 F-14D AJ100 VF-31 U.S.NAVY by Hachette (Vol.21〜30)

 

http://www.f14tomcat.jp/home.html

 

戦空の雄猫F-14トムキャットをつくる!100号で組み上げるダイキャストモデルの最高峰。

[021]

再突入の第21号です。

色々と物議を醸した主翼パーツですが、今号から右主翼へと突入します。左主翼では14〜20号の7回に分けて届いたパーツがもう1回繰り返されます。ダイキャストパーツもありませんので次回の定期購読のワクワク感はほぼゼロです。

 

 

付属する右主翼下面ですが、左主翼の対称なので特筆すべき点はありません。組立のない取り置きパーツの扱いです。次号予定のフラップパーツくらい同封してくれても罰は当たらないと思います。

 

 

主翼下面の表面側です。米海軍のトレードマークの有無については主翼の左右で異なり、右主翼下面にはプリントされています。

 

 

全ての(仮)組み立てが終わった左主翼と今回の右主翼下面の比較です。こうやって比べるとスラットとフラップのおかげでだいぶ立派な主翼になった事がわかります。

 

 

主翼の裏側です。左主翼ではフラップ上下面の噛み合わせが悪いのが難点でしたが、果たして右主翼では改善されているのでしょうか。

 

 

 

[022]

定期購読の第22〜25号が届きました。自宅のセキュリティを高めるためにポストに鍵をかける事にしましたが、このサイズだと入りません。発売後3日経っても届かないので1日だけ鍵を開けてみたら届きましたが、ゆうメールでの発送は受け取りが不安定なのでかなり困っています。D社のように宅配便にして欲しいですね。

 

 

別れの第22号です。

私の話ではありませんが、ネット上で有名だったネオプ○さんがリタイアを表明しました。検索するとトップクラスのブロガーさんで、かなり毒舌でしたが毎週私も拝読していました。かなり厳しい事も書かれていましたので、アシェットさんはホッとするべきところなのでしょうか…複雑ですね。

 

 

右主翼フラップ上面・下面です。しばらくは右主翼シリーズなので今までの対称作業が中心ですが、第22号のフラップは取り置きパーツなので作業はありません。

 

 

裏面です。左主翼のフラップはパーツが合わないという報告が多くきかれました。右主翼も同じだったら嫌ですね。

 

 

 

 

[023]

引っかかりませんよ…の第23号です。

左主翼を一度組み立てているのでトラップを避けることができます。

 

 

「右主翼フラップを組み立てる」とありますが、関係ない前縁スラットの取り置きパーツが付属するのは左主翼と同じ構成です。

 

 

白いパーツはフラップ連結ロッドと呼ぶそうです。

 

 

連結ロッドを差し込んだフラップ下面パーツを右主翼下面に取り付けます。

 

 

フラップ上面パーツを少量の接着剤を使って固定します。組立ガイドの説明では接着するピンの数が7箇所に修正されていました。公式の組立動画でも合わせるのは窮屈なので力を入れて嵌めるようにと説明していたので、気合いを入れて組み立てましたら確かにキチンと入りました。

 

 

組立ガイドではロッド上部にカバーをネジ止めするように書いてありますが、ここはトラップです。後工程でカバーを取り外さなければならず、ネジで止めるとネジ穴が緩くなる危険性が高いです。特に固定しておく必要性もないと思います。

 

 

という事でカバーとネジは袋に入れて取り置きしておく事にしました。この点についてはかなり不親切だと思います。

 

 

 

 

[024]

工夫できる第24号です。

左主翼の時は苦労させられたため組立手順には不満を持っており、無視してみました(笑)

 

 

第24号は「右主翼端に翼端灯を組み込む」です。透明の光ファイバーはビニール袋と同化するので開封時に切断しないよう注意が必要です。

 

 

青色LEDと光ファイバー、樹脂パーツが付属します。左主翼の対称とはいえ、違うカラーの光り物という点では今回の定期購読の唯一の山場です。

 

 

まずは発光テストから。やはりテスターは早いタイミングで必要だと思います。配線は90度曲げる必要があり、破損のリスクがあります。左主翼の時から潜んでいる問題ですが今回も改善は見られませんでした。

 

 

左主翼の組立時には大変苦労したので今回は組立ガイドの手順はスルーして、独自の手順で作業をしています。まずはLEDをはめ込みます。ポイントは電池を外さずにLEDを点灯させたまま作業を続けることです。

 

 

次に光ファイバーをLEDとの接触部に合わせます。この時正しくいけば光ファイバーの先端が十分に明るくなります。ここが暗い場合は接触がうまくいってないという事になります。

 

 

照明を落としての発光状態をテストします。LEDからの光が先端まで十分に届いていることが確認できました。

 

 

主翼の先端にブルーのクリアパーツを接着します。組立ガイドでは先にパーツの中に光ファイバーを差し込んだ状態で接着するように指示がありますが、どう考えても作業性を悪くしているとしか思えません。

 

 

光ファイバーはよほど過度な力を与えない限りは折れないと思います。もちろんクリアパーツを固定してから差し込んでも全く問題ありませんでした。

 

 

この時点ではセロテープでの仮止めですが発光が確認できたところで光ファイバーは接着して固定しました。多少長めにカットしているのか、配線用のガイド溝を通すと少し余り気味になるようです。

 

 

左主翼での経験と慣れもありますが、今回の作業手順を踏むことでかなりスムースに組み立てることができ、かつ発光テストを兼ねる事ができました。ネットでも度々話題にあがりますがアシェットさんの組立ガイドは一言足りないと感じます。組立においてもチグハグな部分が垣間見える事がありますね。

 

 

 

 

[025]

先取りしたくなる第25号です。

付属パーツは右主翼上面です。

 

 

右主翼上面は取り置きパーツです。ですが他にできることがあると思いませんか?

 

 

前号についてきた前縁スラットはこの時点で取り付けることができます。さてかなり話題になったスラットの「反り」についてですが、右主翼では「これは仕様だ!」と言わんばかりに更に反りが増しています。公式発表はありませんが、現在ではこの反り具合は仕様であるという見方が強いです。

 

 

組立ガイド、組立動画、公式サイトのどこにも説明はありませんが、スラットは主翼端側のギザギザを「よいしょ」と持ち上げるようにしてストッパーとして機能させるようです。DVD動画のようにスライドするとギザギザが摩耗してしまいストッパー機能が死んでしまうので注意が必要です。

 

 

そっと主翼下面パーツの上に乗せてみるとこんな感じです。ここまでで25号という事は1/4が完了しましたが、このタイミングでトップブロガーさんが更新を止めているのでリタイアがグッと出てしまったような気がしますね。残念です。

次の定期購読では右主翼が完成すると同時に、書店ペースを上回るので主翼シリーズの後にどういう工程へ進んでいくかが分かることになります。フラップの動作テストもできるのかな?

 

 

 

[026]

定期購読の4冊分が珍しく発売当日に届きました。いつもは配達が不安定なゆうメールでしたが今回は宅配便が使われていました。これはユーザーサービスを改善したのかな?とアシェット社を少し見直したのですが…。

 

 

宅配便が使われた理由はどうやらバインダーが同封されているためのようですね。次回からはまたゆうメールに戻ったとしたら大変残念です。

 

 

追い討ちの第26号、「右主翼のスポイラーを取り付ける」です。

左主翼の時も大ブーイングでしたが、その再来に書店定期購読の解約を決定した方も多かった様子です。

 

 

悪名高きスポイラー四天王です。もう説明は不要でしょう。

 

 

左主翼に比べると若干塗装が荒い印象を受けました。まさか左と右の号によって別ロットで塗装するような非効率な生産工程は組んでいないと思いますが、品質の均一化をお願いします。

 

 

左主翼の時はそれほど気にならなかったのですが、この右主翼はどうもピタッときれいに閉じません。少し可動させて馴染ませて様子をみようと思います。

 

 

右主翼はスラットの反りが更に増しているし、スポイラーも面一で閉じないのでけっこうボロボロです。

 

 

 

[027]

完成させたくない第27号です。

「右主翼の完成」とありますがフラップの可動テストを行うまでは完成は待った方がよいでしょう。

 

 

パーツ構成は左主翼と同様で基板、ケーブル、モーターが付属します。

 

 

公式の組立動画を見て参考になった点ですが、ケーブルを基板の裏でテープ止めすると作業性がよくなります。しかしこの組立動画は書店発売日をターゲットとしているため、定期購読のタイミングからかなり遅れてアップされる事になります。ここでも定期購読者を軽視する姿勢が見られます。

 

 

今回はマニュアル通りに基板の下を通してみました。配線としてはこの方がスッキリするように思います。

 

 

フラッを制御する連結ロッドにカバーをはめます。報告済ですがこのパーツは前もってネジ止めする必要性が全くなく、むしろネジを外すことで穴が緩くなりリクスが高くなります。という事で取り置きしおいたカバーをここで取り出しました。

 

 

問題発生です。左右主翼は同じ構成かと思いきや、サーボモーターも形状は対称となるはずですが、どうも左主翼で使われるものが送られてきました。ギアの位置が合いませんし、回転方向にも不具合が生じると思いますので交換を依頼しました。ちなみに配布済のテスト基板につないでみましたがモーターは動作しませんでした。

 

 

…とモーターが間違って届いたと書きましたが前文撤回します。本パーツの形状には平面と曲面があり、左主翼の例に習うと平面が下にきてケーブルは上の方に付くものと思い込んでいました。これでは逆さまではないか…と考えていたわけです。

 

 

しかしネット上の掲示板を読んでいると!確かに今回のパーツはガイドにも曲線部分を下に向けてはめ込むと書いてありました。今回は説明を読まず左主翼の反復と思い込んだ自分のミスでした。

 

 

ネット掲示板にも掲載されていましたが、あらためて確認してみてビックリ!確かに左右で形状が異なっており、ちゃんと計算済だったという事が確認できました。

 

 

右主翼についてはこのような作業になります。気をつけるようにと言われても正直ケーブルを曲げる作業はかなり抵抗がありますね…。

 

 

ケーブルを曲げた部分は隠れてしまい見えませんが、線が通る分はクリアランスが設けられています。

 

 

各コネクタを接続します。

 

 

フラップの動作テストを行うまでは接着するつもりはありませんが、仮止め状態で作業終了です。…スポイラー馴染むといいな。

 

 

 

[028]

ケンカ腰の新展開、第28号です。

「左主翼タイヤとホイール」は取り置きパーツです。

 

 

スポイラー四天王に引き続き、タイヤ三闘神の登場です。書店組にとっては再び嵐が巻き起こりそうな予感しかしません。

 

 

戦闘機のタイヤってかなり高額ですから、1700円っていうのも妥当なのかな〜。若干の皮肉をこめて1円玉と比較してみました。それにしてもいい加減この取り置きというシステムは止めた方がいいと思いますがいかがでしょうか。

 

 

 

[029]

楽しいギミックが仕込まれた第27号。

「左主翼の支柱を組み立てる-1-」です。残念ながら今回も樹脂パーツでしたが組立には見どころがあります。

 

 

第29号の配布パーツです。ショボイことには変わりないですが前号のタイヤ三兄弟に比べるとかなりマシに見えます。

 

 

まずは白い樹脂パーツを組み立てます。左側のギアの穴に支柱を差し込むだけの簡単な組み立てです。

 

 

ギアを支柱の根本までグッと差し込みます。

 

 

ギアの支柱はダイキャストパーツを期待しましたが樹脂製でした。前にもありましたが組立にあたり、組み立てた状態で配布されるパーツを分割する必要があります。これってユーザーにとっては無駄な作業ですし、場合によってはピンを破損するリスクが伴います。なんのためにある手順なのか理解に苦しみますね。

 

 

分割したパーツの内側に先ほど組んだパーツを組み込みます。このようなギミックが仕込まれるとしたら樹脂パーツでないと無理だろうな…と自分を納得させる思考回路も出来上がりました。

 

 

根本側には切り欠きと爪があり、固定できるようになっています。

 

 

もう一方のパーツをギアパーツの内輪側に差し込むようにして再び支柱のパーツをはめ合わせます。

 

 

前号で取り置きしておいたホイールの内側パーツをネジで止めます。あまり固く締めるとホイールが回転しなくなるので丁度よい加減が求められます。

 

 

ホイールの外側パーツを取り付けます。パーツは接着不要ですがかなり固めなので指で押すだけでは難しいです。タイヤパーツをはめるのでこのままでも済むかもしれませんが、念のためパーツに傷がつかないようタオルで押さえてペンチで押し込みました。

 

 

ゴムパーツを取り付けて完成です。これだけ見るとまずまずの出来だと思いましたが、スマイル歯科さんのサイトに掲載されていたタミヤキットと比較してしまうとディテールは雲泥の差がありました。私のようなダイキャスト完成品のコレクターであればこれでも結構十分ですが、腕のあるモデラーさん達にとっては物足りない事でしょう。

 

 

はっきり言ってタイヤの部分を二冊に分けたのはセコイですよね。これが1冊分であれば評価もかなり復調したでしょうに…。

 

 

第29号だけをとってみれば実は決して悪くはありません。主脚の引き込みギミックの軸と、ギアによる捻りを実現するギミックは確実性が高そうだな…と思わせてくれます。

 

 

ちょっと先取りして脚の引き込みギミックをイメージしてみましょう。出ている時はこんな感じでタイヤが外を向くのでしょう。

 

 

ギアは90度捻られてタイヤボックスへと収納されるとこんな感じでしょうか。ギアの支柱にある突起がカバー側の突起をひっかけて開かせるギミックかな?

 

 

ただカバーの妙な膨らみが何のためにあるのかちょっとわかりませんでした。

 

 

さて一応は主翼のパーツも全て揃い、かなりトムキャットらしくなってきました。ちょうど買ってきた1/200スケールのF/A-18E NF102のダイキャストモデルと並べてみました。この大きさが伝わりますでしょうか?そもそも1/200ダイキャストモデルを持っている人が少ないか…。

 

 

何度か書いていますがこのモデルを作っていると実際の戦闘機を組み立てているかのような楽しさがあります。樹脂パーツ率の高さやパーツの配布ペースなど不満があるのは事実ですが…。

次々とリタイアする方が出るこのプロジェクト。情報交換する方が減っていくのは残念ですがコレクター気質の自分としては希少性が増すことに少し嬉しさを感じたりして…。そんな人達が最終的な18万円を背負わされるのかな。私は工作技術もなくダイキャストモデルコレクターという立場なので今のところ走り続けることに大きな障害はありません。

 

ギアパーツの組立に入りましたが、樹脂パーツであることからこの重量物を支えようとさせる気はない事がわかりました。もっともギアを引き込んで事故になる可能性があるためスタンドは必須になることでしょう。主翼も主脚もギミックは樹脂で軽くしようという設計思想もあるのでしょう。残作業はありますが両主翼が揃いました。次に定期購読では両主脚が出来上がるだけにとどまりそうで、フラップの動作テストはまだまだ先送りになりそうです。

 

 

[030]

定期購読の4冊分が届きました。今回のセット内容はあらかじめ予測できる内容で驚きがないのが残念なところです。

 

 

同梱されていた「ラフェラーリをつくる」のチラシです。F-14の公式フェイスブックが更新されなくなり、既存客軽視の姿勢にブーイングも聞こえてきますが、続々と新商品を投入しています。

 

 

可動部の組立となる第30号です。

「左主脚の支柱を組み立てる-2-」で左主脚が完成します。

 

 

今回もショボい構成です。既定路線ですがシャフト以外は樹脂パーツですから「樹脂パーツ提供号比率」が更に高まりました。

 

 

組立工程に入ります。まず足枷のようなパーツを取り付けます。Ωのような形をしているのでグッと開いて押し込みます。

 

 

取り付けたΩパーツに可動用のパーツを取り付けます。接合部はシャフトを通しますが結構固めなのでラジオペンチが必須でしょう。

 

 

同様にもうひつのパーツにシャフトを通して左主脚の完成です。3回に分割されていますから脚1本で5,000円…。戦闘機は本当に金食い虫ですね。ただしギミックは見た目以上に楽しめるので実際どのように動作するのかは大変興味があります。

 

 


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