たびパパ 趣味の飛行機ページ 1/32 ダイキャストモデル


1/32

F-14D

AJ100

VF-31


Hachette



→Home      →横長写真館      →イベント訪問記      →ダイキャスト      →LINK  

↑ LIST

[030]←     [040]     →[050]

 

 F-14D AJ100 VF-31 U.S.NAVY by Hachette (Vol.31〜40)

 

http://www.f14tomcat.jp/home.html

 

戦空の雄猫F-14トムキャットをつくる!100号で組み上げるダイキャストモデルの最高峰。

[031]

話題にも上らなくなりつつある第31号です。

「右主脚タイヤとホイール」は取り置きパーツですが、果たしてこのパーツに左右の意味はあるのでしょうかね?ちなみに付属のマガジンのページ数が今号から削減されています。

 

 

取り置きパーツのため記念写真のみ。この号にあたっての組立はありません。果たしてこれが右主脚と特定されるのかは疑問が残りますね。左右セットのパッケージで十分な内容かと。

 

 

 

[032]

少しはやりがいのある第32号です。

「右主脚の支柱を組み立てる-1-」は左主脚のリピートですが前号に比べるとマシに感じてしまうのが不思議です。人は慣れていくものなのですね。

 

 

含まれるパーツ群です。左主脚とは対称となります。樹脂パーツが多くてガッカリする事も多いですが、主脚外側はABS樹脂、芯のパーツはPOM樹脂、ネジは金属と実にマルチマテリアル!

 

 

ギアパーツの内側に支柱内側の内部パーツを差し込みます。ギアはグッと一番奥まで押し込みます。

 

 

上で組み立てたパーツを支柱パーツに組み込みます。支柱外側パーツはせっかく組んだ状態で送られてきますが、ここでわざわざ半分に外さなくてはなりません。実に無駄な工程であり、破損リスクもありますから是非とも止めていただきたいです。

 

 

一度外したパーツを再び嵌めます。精密プラキットに比べると実機再現性は劣るようですが、自分のようなコレクターレベルでは十分かと。

 

 

ホイール内側のパーツはネジで固定します。強く締めすぎるとタイヤが回転しにくくなるので加減が必要です。

 

 

ホイール外側のパーツを取り付けます。ピンはスナップフィットのようですがかなりキツめで、指の力だけでは難しいかもしれません。傷つけないように気をつけながらペンチではさみました。

 

 

タイヤのゴムパーツを取り付けて完成です。

 

 

 

 

[033]

主脚シリーズがひと段落の第33号。

「右主脚の支柱を組み立てる-2-」です。

 

 

付属パーツです。定期購読では30号と一緒に送られてきますが、正直いってこれは右でも左でもどっちでもいいような気がします。書店購入だったら発狂しているかもしれません。

 

 

Ω足枷パーツをグッと開いて差し込みます。主脚はここを軸に回転するため接着してはいけません。

 

 

可動用パーツを取り付けます。短いシャフトを入れますがかなりキツいのでラジオペンチが必須だと思います。ピンセットではちょっと無理でしょう。

 

 

細い方の可動パーツを取り付けます。こちらも短いシャフトを差し込みますが破損の恐れもあるので注意が必要です。私は机に押し付けるようにして入れました。それでは機体右側面を外側から見ているイメージで、可動ギミックのシミュレーションをしてみます。

 

 

主脚が引き上げられると付け根部分のギアによって支柱が回転し、タイヤは90度に向けて角度を変えていきます。それに合わせて今号で取り付けた可動部のパーツもくの字に折れ曲がっていくと思われます。

 

 

可動の向きからするとタイヤハウス内への収納時にはこのような形になっていると思われます。実際に電動ではどのように動作するのか大変楽しみです。ちなみに主脚はオール樹脂製で軽量であり、重たいダイキャストボディを支える事は全く考えられていないと思われます。

 

 

主脚も完成し、次はタイヤハウスかと予想していましたが意表をついて主翼に逆もどりします。またもや取り置きパーツですが、次は久々の金属パーツ+左右セットという大盤振る舞い(なのか)!

いちいち”金属”ベアリングと書いてあるあたりに企業努力が感じられますね。主翼の開閉ギミックも近づいてきそうで、試練に耐えてきた継続組にとっても楽しみが近付いてくるかな?

 

 

 

 

[034]

シルバーウィークという連休があったものの、発売日から6日経過して定期購読の4冊分が届きました。おかげさまで本国フランスの時間感覚にもだいぶ慣れてきました。

 

 

疑問符?のつく第34号。

「左右主翼の固定用パーツ、ベアリングなど」です。

 

 

付属するパーツは金属製のベアリングなど興味深い内容であり、しかも左右がセットとなっているあたり、今までのアシェットさんとは思えない誠実さ(?)を感じました。しかし何故か取り置きパーツ扱いで今回の定期購読回では使用しません。何故このタイミング?

 

 

 

 

[035]

パーツが多くなった第35号。

「左ランディングギアを組み立てる」です。

 

 

今回は今までにないような多くのパーツが付属します。あいかわらず樹脂パーツが続きますが、冬の時代が長かったせいか、とてもやりがいがあるように感じますね(笑)

 

 

今回のメインとなるタイヤハウスのパーツです。材質はABS樹脂で柔軟性をもっています。パーツはベージュの成型色ですがタイヤハウスの中ってオイル漏れを発見しやすいように白になっているのではなかったかな?

まさかのパーツ折り曲げ作業!大丈夫なのか?と心配になりますが余程無理をしなければ折れる事はなさそうです。曲げた後に前後の壁パーツを組み立てていきます。その際に接着剤を使うように指示がありました。もうちょっと別の方法はなかったのかな?という気もします。

 

 

細長いパーツに白いギアパーツをはめ込みます。裏表のどちらからでもギアは入るのでちょっと注意が必要です。

 

 

組立てた二つのパーツはこのようになります。続いてこの二つを合わせていきます。

 

 

二つのパーツはネジ止めで固定します。ちなみに次号では右脚のタイヤハウスを組み立てますがその分のネジもこの35号にまとめて付属します。書店購読の場合はネジだけ取り置きになってしまうので面倒だと思います。これは不親切ですね。

 

 

30号で組立てたランディングギアを取り付けます。ただしギア部分は後ほどシャフトで固定されるのでこの時点では仮置きのままです。

 

 

折り曲げ脚の根元に極小のシャフトを差していきます。これが実に小さいのでピンセットなどを使わないとまず無理ではないか…と思われます。

 

 

ワクワクのギア格納ギミックです。

 

 

45度ほど倒した時点でギアの軸が回転し、タイヤがねじられていきます。

 

 

最終的にはタイヤハウスと平行に接触して格納されます。タイヤがパーツに重なっていますがこれは問題ないとの事です。スライドしてすべり込ませるというのもすごいですね。

 

 

最後のパーツはランナー付きです。なぜこのパーツだけはカットした状態で配布しないのか?と疑問に思いましたが、難しいことはないのでニッパで切り取りました。

 

 

突起パーツを主脚前カバーに取り付けて35号の作業は完了です。タイヤを格納する時の勢いを借りて、この突起にぶつけてカバーを開閉させるギミックなのですね。

 

 

このタイヤハウスですが、どうやっても機内には取り付けできないと思います。機体下面パーツはネジ止めしていますがそれを外すことが確定のようです。しかしネジが緩んだらどうするつもりなのか不安になりますね。

 

 

 

 

[036]

付属パーツがちょっと違う第36号。

「左ランディングギアを組み立てる」です。

 

 

第35号のミラーパーツ…ですが、ネジパーツだけはまとめて35号に付属しているので、この36号にはネジがありません。でもシャフトはついてきます。

 

 

前号と同様にメインパーツを折り曲げ、壁パーツを接着して組み立てます。

 

 

メインのタイヤハウスに、ギアを組み込んだパーツをネジで止めます。

 

 

第33号で組立てた右主脚を合わせます。仮として付属したドライバーを差しておきました。

 

 

難関の極小シャフト差し作業です。キツくはないのですがスポッと入る場所を見つけるのに試行錯誤してしまいました。

 

 

最後に主脚カバーに突起を取り付けて完了です。

 

 

 

 

[037]

ここで取り置き?の第37号。

「ランディングギア操作モーター」です。

 

 

取り置きパーツのモーターです。特に何か組み立てることはありません。

 

 

下部カバーを外してタイヤハウスを組み込んでみようか…とも思いましたが、一応次回の指示があるまでやめておくことにしました。

 

 

次号ではギアが完成するとありますが動作確認までできることを期待したいです。また定期購読分で次にどの部分に進むのかとても楽しみですね。

 

 

 

 

[038]

色々と言いたいことがたっぷりある定期購読の38〜41号分です。前回はシルバーウィークだったので我慢しましたが今回も発売日から6日経過して定期購読の4冊分が届きました。これは1週間の遅延であり、当初の約束とは違っています。どこまで緩い会社なのでしょう。

 

 

またか…と呆れる第38号。

「左右ランディングギアの完成」です。

 

 

ショボすぎるパーツは一山超えたみたいです。普通に考えれば高すぎますが、今回は色々なパーツが入っているではないか!と変に喜んでしまうのは末期症状でしょうか。しかし今回使用するのは二つのパーツのみです。

 

 

35、36号で組立てたランディングギアにシャフトを差します。この時ガイドには白いパーツを「左から2番目の溝で止めておく」とありますが完全に間違いで、実際には一番左の位置が正解です。ただ実際に組み立てれば間違いにすぐ気がつきますし、修正も簡単なので「またガイド書いている担当者が間違ったな(笑)」程度で済みます。

 

 

とりあえず動かしてみると、若干かたい部分はあるもののギミックは確認できました。ただし大きな落とし穴があります。写真のようにギアを出した状態でタイヤが平行になる位置を合わせますが、その時シャフトの白いパーツの取り付け角度が後ほど重要になります。ただしガイドには指示がありませんので、後で分解を強いられることがあるかもしれません。毎度のことながら一言足りないアシェットさんです。

 

 

呆れてものが言えないのがこちら。せっかく組んだ本体のフェアリングパーツを一旦外す事になります。ガイドには「これからの組み立て作業をしやすくするために、(省略)いったん取り外す。」と書いてありますが、取りはずさなければランディングギアを組み込むことはできません。日本語は正しく使って欲しいと思いました。

 

 

分解しましたがその際にピンのキツイ箇所があり、パーツが破損しそうな危険性を感じました。この作業のせいでパーツが壊れた場合、アシェットさんは関連する全てのパーツを再支給するべきでしょう。ちなみに組立動画の方では申し訳ないと謝っていましたので、不手際である事は認識しているようです。

 

 

エンジンファンを取り外すとは書いてなかったのでそのまま作業しましたが、ギアの取り付けはなかなか難しいものがあり、5分くらい格闘してしまいました。知恵の輪をやっているようなストレスを感じつつ、なんとか収まる場所をみつけ無事にネジ止めまでたどりつきました。

 

 

メインギアが収納された状態です。ポイントはシャフトについている白いレバーパーツで写真のように直角に立った状態になっていないと作業のやり直しになります。

 

 

レバーを倒すとメインギアが出てきます。つまりレバーの角度を間違うと最後まで倒すことができず、タイヤが出切らない状態で止まってしまう大きな落とし穴があるので要注意です。

 

 

 

 

[039]

 ちょっと面白いと思った第39号。

「左パイロンとランディングギア用モーターの組み立て」です。

 

 

今回のパーツは左パイロン…ということで次号は右という事が既に決定しています。左右一緒にしてよという気持ちはありますが、パイロンが意外と大きいのであまり不満にはなりませんでした。

 

 

まずは二つのパーツを組み立てます。

 

 

組んだパーツはネジ止めを行いますが、このネジが小さすぎてドライバーが使えるギリギリの大きさです。実際ちゃんと入っていなかったようで後で苦労する事になりました。

 

 

パイロンの中には金具がはさまれます。おそらく武装がマグネットを使って装着することができる仕組みになるのでしょう。

 

 

左パイロンの完成です。

 

 

続いて前号に付いてきたランディングギア用のモーターの組立に入りますが、何故前号で組立なかったのかという疑問は残ります。

 

 

白いパーツに基板を合わせ、ギアとレバーパーツで挟み込みます。

 

 

ギアはネジで止めます。

 

 

反対側のレバーは取り付けの位置が重要です。これを間違うと予想以上に大変な事につながるので要注意です。

 

 

続いて中にモーターを入れていきます。これもアシェットさんには苦言を呈したいのですが、次号でモーターの動作を確認できるテスター基板が配布されます。しかし組んでしまうとテストができなくなってしまいます。ここでは組立を行わない方がベターです。

 

 

モーターにギアを合わせ、ギアどうしが咬むように位置を決めてカバーパーツをネジ止めします。

 

 

モーターの配線をして組立完了です。

 

 

 

 

[040]

 またまたやってしまったチグハグな組立手順の第40号。

「左右パイロンとモーターの取り付けほか」です。

 

 

配布パーツは右パイロンがメインですが、注目すべきはテスター基板がついてくる点です。ガイドでの説明はさらりと簡単に書いてありましたが、これはもっと説明すべきことでしょう。さて、今回の組立手順もかなりお粗末です。

 

パイロンの組立は左と同様です。

 

 

組立手順に問題がある部分です。正解はガイドの通りで、一旦はずしたランディングギアのカバーパーツ裏側からパイロンのネジ止めを行います。しかし38号の組立動画ではパイロンを取り付けする前にさっさとカバーパーツを本体に再組立てしていました。40号の動画では「ごめんなさい、もう1回外して下さい…」と言わないといけないでしょう。

 

(追記)

組立動画を見たところ、やはり再び取り外すように説明がありました。しかし不手際に関するお詫びはなくさらりと次に進むあたりはさすがです。

 

 

左右パイロンを取り付けました。かなり存在感のあるパイロンですね。これを本体に再び取り付けていきます。

 

 

ギアの動作チェックを行います。まずは手動でレバーを倒し、メインギアの格納を行います。中間点ではタイヤの捻りが無事に行われています。

 

 

タイヤが収まる際にカバーの突起をひっかけて閉じるギミックになっていますが、閉まるのはタイヤ部のカバーのみで支柱部のカバーは閉じません。これは後で突起パーツが配布されるのかな?

 

 

ランディングギア用のモーターを取り付けます。

 

 

ギア用モーターを右側から見た写真です。ギアを出した状態で白いレバーパーツが図のように合っている必要があります。しかしなんとなく注意せよとは書いてあるものの、正確な指示がないので合わない場合も出てくるかもしれません。そうなると残念ながら分解して再度やり直しとなります。

 

 

本体アルミ板の裏側からネジで固定します。

 

 

組立ガイドでは軽い説明しかありませんが、第40号の見どころはテスターの存在だと思います。で私は実際にこの状態でテストをしてみたところ、モーターは無事動作してギアは格納される方向に動き出しました。しかしテスターでは格納方向への一方通行であり、逆方向には動きません。かなり力強い動きをするようでちょっとやそっとでは元に戻せず、結局分解して再組立てする事になりました。今回は苦言が多いのですが…ギア用モーターは「単体の動作テストのみ」と確かに書いてありますが、組立を行った後にテスターを配布している時点で矛盾しています。

 

(追記)

第40号の組立動画では一度モーターを取り付けますが、後工程の主翼取付作業で邪魔になるので外してしまうという、新しいパターンの無駄な作業を紹介しています。これには開いた口が塞がりませんでした。

 

 

今回のテスターでは赤外線センサーのテストも可能です。久しぶりに機首を持ち出し接続します。テレビのリモコンを使い電源ボタンを押すとコックピットの計器がグリーンに点滅しました。これはなかなか面白かったです。

 

 

続いては主翼のテストを行いました。光ファイバーの点灯に加え、フラップの動作を確認することができます。フラップはジリジリと動作するもののギアをしっかりと固定しないと空回りしそうです。これはもう思い切って固定するしかないかもしれません。

 

 

フラップは基板に付いている二つのボタンで上下をコントロールすることができます。モーターに負荷がかかると基板のLEDがグリーンに点灯しますのでボタンから手を外さなければいけません。いつも書いている気がしますが、テスターは早めに配布して欲しいものです。

 

さてこの辺でおさらいをしておきましょう。

創刊号 ABS樹脂(キャノピー等)
02号 ダイキャスト(機首上部)
03号 ABS樹脂(コックピット)
04号 ダイキャスト、ABS樹脂(レドーム、計器パネル)
05号 アルミ(フレーム)
06号 ABS樹脂、モーター(パーツ、エンジンファン)
07号 ABS樹脂(パーツ、レーダー)
08号 ABS樹脂(左ランディングギア扉)
09号 ABS樹脂、モーター(エンジンファン)
10号 ダイキャスト(左フェアリング)
11号 ABS樹脂(右ランディングギア扉)
12号 ABS樹脂(空中給油プローブ)
13号 ダイキャスト(右フェアリング)
14号 ABS樹脂(左主翼下面)
15号 ABS樹脂(左主翼フラップ)
16号 ABS樹脂(左スラット)
17号 GPPS樹脂、LED、光ファイバー
18号 ABS樹脂(左主翼上面)
19号 ABS樹脂(左スポイラー)

20号 基板、ケーブル

21号 ABS樹脂(右主翼下面)

22号 ABS樹脂(右主翼フラップ)

23号 ABS樹脂(右スラット)

24号 GPPS樹脂、LED、光ファイバー

25号 ABS樹脂(左主翼上面)

26号 ABS樹脂(右スポイラー)

27号 基板、ケーブル、モーター

28号 ABS樹脂、ゴム(左タイヤ)

29号 ABS樹脂、POM樹脂(左主脚支柱)

30号 ABS樹脂、POM樹脂(左主脚支柱2)

31号 ABS樹脂、ゴム(右タイヤ)

32号 ABS樹脂、POM樹脂(右主脚支柱)

33号 ABS樹脂、POM樹脂(右主脚支柱2)

34号 金属、ABS樹脂、POM樹脂、ゴム(主翼固定用ベアリング等)

35号 ABS樹脂(左タイヤハウス)

36号 ABS樹脂(右タイヤハウス)

37号 モーター(主脚用)

38号 ABS樹脂、POM樹脂、金属、基板(主脚用)

39号 ABS樹脂(左パイロン)

40号 ABS樹脂、基板(右パイロン、テスト基板)

 

う〜ん、あいかわらずの樹脂率77%!でも慣れってこわい。

 


[20150827][20150930][20151027]


↑ LIST

[030]←     [040]     →[050]